やうやう
アメリカの債務上限問題がニュースになっているね。
ダウ子
難しいわね・・・
何のことかしら?
やうやうEX
説明しよう。
アメリカも日本と同じで国債を発行している。
アメリカは日本と違って、国債の発行額に法律で上限を決めているんだ。
その上限に達してしまったから新たに国債を発行できず、お金が足りなくなってしまうんだ。
その金欠になる日が6月1日と言われている。
6月1日までに上限を引き上げないと公務員の給料などが支払いできなくなる。
ダウ子
なんだかやばいわね。
ていうかアンタ誰?
やうやうEX
上限を引き上げる為には上院と下院の承認が必要だが、今のアメリカは上院は民主党、下院は共和党が多数だ。
共和党は元々国の予算は少なくして、民間に任せようという考え方なんだ。
民主党は社会保障など国の力でやるべきと考えている。
だから折り合わない。
ダウ子
もう22時過ぎたわ・・・
寝るわよ。
そしてアンタ誰?
やうやうEX
2011年、当時のオバマ政権時代にも同じことがあった。
その時はギリギリで上限が引き上げられたんだが、米国債の信用が損なわれた。
当時格付け会社のスタンダードアンドプアーズが米国債を一段階格下げしたことにより、株価が20%下落した。
早く決めないと、面倒なことになるな。
やうやう
ふ〜ん。
それで連日ニュースになっているんですね。
日本は上限がなくて良かったです。
マグロ
そうでもないぎょ。
無限に借金できてしまうぎょ。
そういう意味ではアメリカの方が健全ぎょ?
それでは皆様、ご機嫌ぎょ^^